アラフィフWの毎日徒然

人生半分を過ぎて過去現在の関心、興味の赴くままにコラム、たまに愚痴なども。

人はなぜ生きるのか ドラマ「わたしを離さないで」

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

 

息子の運動会、松本マラソンに娘の社会科見学が無事おわり、

これでもう朝の早起きイベントも終わりです。

 

 

 

特に松本マラソン、うちの前の道の交通規制が朝7時半からで

早起きしてその時間前に家を出て仕事開始まで実家にいましたよ涙。

 

 

 

さて、ここ数週間は気になるドラマをずっとまとめてHuluで

観ていました。

 

ここ数日は昨年冬に放映されたTBSの「わたしを離さないで」

こちら公式サイトまだありました。

 

www.tbs.co.jp

 

 

原作は日系イギリス人作家のカズオイシグロ

 

6年前に既にイギリスを舞台に映画化もされているので

ご存知の方も多いことでしょう。

 

 

数ヶ月前に観ていたら、感情移入しすぎて涙腺が崩壊していたと思います。

でも、精神的な体調が持ち直してきて安定しているので

客観的に深く考えさせられる内容を楽しめました。

 

 

こちらは「クローンを題材としたヒューマンドラマ」、

 生まれたその日からクローンとして「臓器提供」の

使命を背負った人達が主人公です。

 

ネタバレはご了承ください。

 

 

大人になった主人公が施設にいた幼少時代を回想しながら

現在の自分と一緒に育った仲間との人間模様を描いていきます。

 

小説「わたしを離さないで」は2005年発表で、題材としては

当時としてもそれほど珍しくなかったと思いますが、

 

調べたらクローン技術で哺乳動物のクローン化に成功したのが1990年代後半ですから

「クローン人間の臓器提供」という設定はフィクションであっても

衝撃的です。

 

ただ、近年はiSP細胞による再生医療の臓器移植の実現化の研究が

進んでいるのであくまでフィクションですけど。

 

 

数年前ならこのドラマや映画を観てもSFファンタジーとしては楽しめても

作品からのメッセージを深く受け取るのは難しかったと思う。

 

自分の最後があらかじめ決められていたら今何をやりたいのか?

 

生きた証を残したい。

自分の周りの人達、家族との時間を大切にしたい。

振り返った時に楽しかった思い出ばかりにしたい。

 

 

生きた証は、残しましたよ、子供二人いるしね。

出来たら孫の顔まで見て安心してからにして欲しい(これは贅沢かも)。

これくらいかなあ、独身時代に大きな仕事をしたとかそういうのもないし。

 

後の二つは、ただただささやかな時間。

毎日の心の持ちよう(これが一番難しい)。

 

 

人生、事故か病気かそれとも長生きして老衰か

いつ亡くなるかは誰も分からない。

 

 

自分で生きているようで生かされているこのドラマの登場人物達の

ように何の「使命」を持って自分は生まれたのか?

 

なぜ生きるのか?

 

 

 

まあ、私はまだ若輩者なので答えは出ないですね。