気候今昔物語 後編
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引き続き気候今昔物語の後編になります。
私は、中学高校短大と地元で過ごしましたが、
勉強や部活で忙しくしていたせいか
季節に関しての記憶がほとんどありません。
暑かったと思うのは高校野球の応援演奏くらいで
部活はずっと吹奏楽で室内で活動していたせいでしょうか?
ちなみに前編で書いた私の地区内のスケートリンクにもなったグラウンドは
今は公園内のサッカーの練習場になっていました。
就職してからも今年は暖冬だ、寒さが厳しいと報道されていても
関心は薄くどこ吹く風。
もともと雪自体はそこそこ降るくらいでそれは変化しませんでした。
記憶がある出来事として90年代は、確か後半に一度だけ本格的な大雪が降り、
交通が麻痺して電車も車もダメという時がありました。
その年は寒かったですね。
交代制の仕事だったので、とにかく職場まで行かなくてはと
実家から仕事場まで10キロはあった道を歩きました。
そして他のスタッフの大雪での欠勤を補うためにそのまま帰宅せずに夜勤に涙。
その後2000年代になっても寒さはそれほど変わらないように思いました。
ただ、積雪量は減っていたように感じます。
実家の私の部屋も冬は相変わらずの寒さ。
コンタクトレンズの保存液が朝には凍るくらいでしたから、
まだ全然寒かった。
私が結婚式を挙げたのが2007年4月下旬、桜が満開の時期。
この頃から少しづつ桜の見頃も早まり出したかもしれません。
娘が生まれた年にクーラーを取り付けましたが、
本当に暑い時期だけかけていました。
「あれ、ちょっとこれおかしい」と明らかに感じたのは結婚して上の娘が幼稚園に上がるか上がらないかくらいの2012年くらいからでしょうか?
年々暑くなる夏に 秋に飛ぶはずのトンボが7月くらいから見かけるようになったのです。これ、とってもショッキングでした。
それと同時に、最近は体感的に冬の乾燥をそれほど感じなくなってきていて
それにも違和感を感じています。
9月に入っても毎年うだるような暑さが続き、いつ秋になるのと
思っていると突然寒くなる。
なんなんだこれは?
気がつけば学校の運動会は、春になり、
今や真夏の日焼け止めはSPF50が必要、
熱中症予防のために省エネより先にクーラーをかけましょうと
呼びかけがされているではありませんか。
長野は涼しくていいなんて一昔前で、避暑目的に遊びにくると
暑くて期待はずれです。
地球温暖化による気候の変化は世界中で起こっていて
もう誰も驚かない事実。
それでも、北アルプスの山々を見ながら
自分の生まれ育った土地の変化に寂しさを覚えてしまう。
もし、いつかリンゴが作れなくなって、
みかん栽培が普通になった時に
昔はね、ここら辺はリンゴの産地だったんだよと
おばあちゃんになった私は誰かに話すのかもしれません。
まあそこまで生きていられるかわかりませんが苦笑。
ここ数年夏が来る度に気になっていたことを書いてみました。
気候の変化、あなたの地域はどうですか?
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お読みいただきありがとうございました。