アラフィフWの毎日徒然

人生半分を過ぎて過去現在の関心、興味の赴くままにコラム、たまに愚痴なども。

身近にもいる愛すべきろくでなし 映画「苦役列車」前編

 

 

ご訪問ありがとございます。

 

 

 

今朝の寒さは今年一番の寒さ、温かくして過ごさないと。

 

さて、映画「私を離さないで」をレンタルした時にふと気になり手に取った

こちらの映画「苦役列車」。

 

 

まだの方は下の予告を見てくださいね。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

この予告で青春映画だと思って鑑賞すると重いです。

念のため。

 

私の場合、ドラマ・映画鑑賞は子供が寝た後や短い隙間時間で観るので、

最初に何もピンとこなかったらあとは観ません。

 

同じく借りた「蟹工船」は面白くなかったので観るのを途中で辞めました。

 

この映画は初回は全部通しで観られませんでした。

観ていて、気恥ずかしさや心に刺さる感じがリアルすぎて。

 

 

「誰だろ?誰かに似てる・・、ああ、実家の真ん中の弟」

 

 

主人公・貫太のようにこんなにお酒も飲めないしタバコも吸わない。

風俗にも行かない、借金もしてないけど友なし、金なし、女なし。

ネガティブ、卑屈、身勝手さといい加減な感じが酷似しています。

 

弟40代独身、仕事は好き。何考えてるかは不明。

 

若い頃は喧嘩ばかりしていましたが兄弟ですからね、憎めない。

両親には「結婚しない」宣言をして、

父母も歳をとり今は3人で穏やかに暮らしています。

 

 

私が30になったばかりの休職中で実家にいた時、

そんな弟が「これを読め」と言って渡してきたのが

小林よしのりさんの「ゴーマニズム宣言戦争論」でした。

 

漫画ではありますが、とても活字が多いので挿絵が多い本のよう。

その感想はまたの機会にするとして、

当時、仕事を「燃え尽き症候群」で辞めた私には衝撃作でした。

 

 それから弟を見る目が少し変わりました。

 

 

弟は本や漫画に関しては、良い線いってます。

 

 

私にはもう一人その下に弟がいて、スポーツ万能、

成績も良くて、大学にも推薦で入学しています。

優等生、愛想も要領もいい。

映画に出てくる貫太の友人日下部みたいなもんかな。

 

 

すいません、横道にそれました。

次回の後半は本題に入ります汗。