吹き替えの俳優さんが素晴らしかった。 映画「ルドルフとイッパイアッテナ」
ご訪問ありがとうございます。
今回も前回に引き続き映画のレヴューになります。
ここ数年、子供のアニメはほとんどディズニーをメインに
観てきました。
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」、そして
前回投稿した「ガンバと仲間たち」も日本で制作されていて
ちょっと目からウロコ。
こちら予告編です。
まあ、漫画文化は日本のお家芸なんですから3Dアニメにしても
いい映画が製作されて当たり前なのですが。
海外で活躍するプロデューサーの手でさらなる進化を遂げています。
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」は
飼い主からはぐれてしまって野良猫になった主人公ルドルフの成長と
彼を先輩野良猫として指南するイッパイアッテナとの交流が
日本の馴染みのある風景とともに展開します。
猫特有の動きや天敵の犬との迫力ある戦い、
人間との交流などなど
ストーリー、3Dのアニメ映像そのものも猫の毛並みまでリアルで素晴らしいのですが、この映画の中で一番印象に残ったのは
声を吹き込んだ俳優さん達。
洋画でもアニメでも本作の声優さんと吹き替えの日本人俳優さんの感じや雰囲気が
何となく似ていますよね。そして、いつも思うんですけど普段のドラマや映画と印象が全く違うこともあってエンドロールのキャストを見てあの人だったのと
驚くことも少なくありません。
何にでもなれてしまう俳優さんてすごいですね。
今回はルドルフ役に井上真央さん、イッパイアッテナに鈴木亮平さんが声優で出演。
子猫で儚いルドルフをボス猫のイッパイアッテナが力強く後押しする。
そんな様子がとっても伝わってくるのです。
特に鈴木亮平さんの声がドラマなどに出てくる感じと違って
セリフまわしの影響も多分にありますが声がちょっとかっこよすぎました笑。
私の中のイッパイアッテナの一番の名台詞、
「絶望は愚か者の答えっていうんだぜ」
これ、キザですが本当にかっこいいです!
すいません、ミーハーで笑。
この映画鑑賞の後で見たどこかのサイトのインタビューで井上真央さんが「役の内側から演じて声を出す」ようなことをおっしゃっていました。
自分ではない誰かを演じる役者さん、
感覚的な部分を声や体を使って表現して人の心に入っていく。
内側から声を出すっていい表現です。
だからいい映画になったのですね。
腑に落ちました。
前回投稿した映画「ガンバと仲間たち」の声優さんたちも素晴らしかった
ですがこの点では私はイッパイアッテナの方が上を行ったのではないかと思います。
一緒に観た小2の娘は「私はガンバの方が面白かった」とか
一番は「ファインディング・ドリー」と言って
この映画のストーリーの深さが
わからなかったかな?
こちらも原作があるので読んでみたいですね。
こちらもガンバと同様星4つ、まだの方は
オススメです。
お読みいただきありがとうございました。